ビクトリーブーケ

東京オリンピック2020 まであと1週間となりました。

ギリギリまでどうなる事かと思いましたが、開催されるようです。
ずっと気になっていたのが、ビクトリーブーケはどんな感じになるのか?という事です。
花屋の端くれとしては・・・。

ロンドンオリンピックの時は、 『ジェーンパッカー』のクリエイティブデレクター、スーザンラップワースさんが
考案されたとのこと。

イギリスの国花のバラやイギリスで栽培されたローズマリー・ラベンダー・アップルミントなどのハーブが使われていました。イギリスであるタジーマジー(ビクトリア時代にヨーロッパで人気だったブーケ)のようなものでした。
以前ロンドンに住んでいたので イギリスのビクトリーブーケを見たときになるほど・・・と。

日本で開催されたら どんなお花になるのかな?とずっと思っていました。

東京五輪のビクトリーブーケは、明るい黄色を基調とした丸いブーケで
お花は、ヒマワリ(宮城)トルコキキョウ(福島)リンドウ(岩手)ナルコラン(福島)ハラン(東京)
復興の願いが込められたブーケになったようです。

灼熱の日本の夏にも耐えられそうな花材ですね。

被災地のお花が使われるということですが、
宮城県では震災でお子様を亡くされた親たちによって
子供達が避難するはずだった丘にヒマワリを植えたそうです。
そこには、毎年ヒマワリが咲くようになったようです。

思いの込められた ビクトリーブーケが、来週のオリンピックから
たくさん見られることでしょう。

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